2017年7月2日日曜日

マンガは〝箸休め〟

あれほど好きだった洋画もとんと観なくなりました。
といっても、ボクの場合は映画館に行くことはなく、
DVD鑑賞だけどね。PTSD患者なので、閉鎖された館内は苦手なのです。
なぜ観なくなった? 飽きちゃったんですよ、作り話に。

テレビも見なくなりました。
バラエティー番組はバカの品評会だし、プロ野球もJリーグも見ません。
スポーツは大好きなのですが、野球とサッカーへの情熱が冷めてしまいました。

テレビで見るのはニュース番組とFOXテレビの番組くらい。
以前も紹介したけど、『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』とか
『リゾーリ&アイルズ』『Major Crimes~重大犯罪課』といった
シリーズものに魅かれています。この手の完成度の高いドラマを見てしまうと、
日本の幼稚なドラマなんか、とてもとても。日本のドラマはまずシナリオが
ダメで、演出もダメ。役者もトウシローだからすべてダメ。ましてや韓流
ドラマなど整形顔のオンパレードで、誰が誰だか顔の区別がつきません。
おまけに歴史物は見栄っ張りの韓国人らしく絢爛豪華でウソばっかり。
噴飯ものです。

で、結局何してヒマをつぶしているかというと、月並みですが読書なんです。
読書はほぼ毎日のようにアマゾンで注文した本が届きますから、最低でも
日に1冊ずつ読んでいかないと文字どおりの〝積ん読〟に。こっちも必死です。

読むのはどっちかというと歴史関係か政治色の濃い硬い本ばかりなので、
ときどき〝箸休め〟にマンガを読みます。といってもごく最近読み始めたもの。
基本的にボクはマンガ嫌いなので、家にマンガはありません。が、ひょんなことで
手にとったじゃんぽ~る西の〝パリもの〟が面白かったので、これも手当たり次第
アマゾンに注文しています。あと数日すると留学生のLucas(ルカ)も来るので、
彼にもムリヤリ読ませてやります。カミさんはフランスへ7~8回行ってますが、
レジ係のおばちゃんや郵便局のオッサン、カフェのギャルソンの態度の悪さに
毎度のことながら憤慨しています。

《あの人たちにはサービス精神ってものが根本的に欠けてるのよ!
釣銭は放り投げるわ、皿だってガシャーンと置くわ、郵便局の窓口で
「荷物が着いてるはずなんですが」と何度訴えても「知らない」の一点張り。
長い行列で客はイラついているのに、そんなのおかまいなしに従業員同士で
おしゃべりに夢中……。あの怠惰で不遜な態度って、いったい何なの? 
自分を何様だと思っているのかしら?》
思い出すたびに怒りがこみ上げてくるといいます。
せっかくですからこの鬱憤を、フランス国を背負って留学しているLucasに
思いきりぶつけてみることにします(笑)。

《フランス人は支那人と同じで、自分たちが世界文化の中心だっていう
〝中華思想ethnocentrism〟に骨の髄までズブズブだからな。イギリス人が
よく言うじゃない。「フランスは世界一すばらしい。フランス人さえいなければ」
って。かなり皮肉がきついけど、言い得て妙だよ》
ボクが応じると、カミさんも深くうなずく。
でも、あの偉そうにふんぞり返ったニセ紳士のイギリス人なんかに
言われたくないだろうね。要はどっちもどっちだってこと。

ところで、明日は母の祥月命日。
川越の菩提寺に花と線香をもってお参りに行ってきます。
《母さん、みんな元気にやってるよ。春には初孫も生まれたし……》
泉下の父と母にしっかり報告するつもりです。
母さん、もう一度会いたいね。たまらなく会いたいよォ……




←このシリーズも面白い。子育ての
奮闘ぶりがボクの娘夫婦のそれと
重なるからだ。Bise(ビズ)のやり方、
すなわちTPOに応じた〝チュー〟のやり方も、
図解入りで詳しく描いてある。こんど、
Lucasではなく♀のAlexiaに教えてもらおう。

2 件のコメント:

  1. 嶋中労さま

    おはようございます。
    ビズのご指導を田舎者もお願いします。

    フランスには二度ほど行きましたが
    チャンスに恵まれませんでしたので。

    Alexiaさんよろしくお願いします。

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  2. 田舎者様
    Alexiaじゃあもったいないから、ボクが教えてさしあげます。
    互いの頬がふれあうのは気色わるいから、少し離して空中に〝チュー〟。
    ♂のLucasであれば、いつでも貸し出します。

    そういえば田舎者さんは元ソムリエでしたね。
    なんかおフランスって感じというよりドドイツって感じがしますが、
    意外とパリという街が田舎者さんにピッタリ合うかもしれませんね。

    今度会ったときは、ワインのレクチャーをお願いします。

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